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その他報告 レポート
過去に行なわれたファイナルステージを考える会以外の活動の報告です。
「意思表示の仕方」
■開催日 2004年9月25日(土)
■場所  市民福祉プラザ
■講師  水島 善明 氏(いのち未来21の会)
     緑川 啓一 氏(緑川内科循環器科院長)


今回は『意思表示の仕方』をテーマに、いのち未来21の会・水島善明さんに「レット・ミー・ディサイド」、緑川内科循環器科医院院長・緑川啓一さんに「リビング・ウィル」についてお話していただきました。

 突然の事故・病気、回復不可能な病気、痴呆などで、意思の疎通ができなくなった時、延命治療を望むのか、望まないのか等、医療者側に伝えるにはどのようにすればいいのか、それぞれの立場でわかりやすく話していただき、改めて、健全なうちに"意思表示"をしておくことが大事であり、その効力について考える機会となりました。

 水島さんがご夫妻で、治療の事前指定書「レット・ミー・ディサイド ? わたしの選択」を書くきっかけになられたのは、奥様が46歳の時、クモ膜下出血で緊急手術となったことからだそうです。事前指定書を書くにあたり、代理人を二人の娘さんにお願いされた時、日頃の話題と違いお二人とも戸惑い躊躇されたそうですが、親子で納得いくまで話し合われ、より一層家族の絆を深められたとのことでした。

 この事前指定書には専門用語が多いことや、取り扱っている医療機関・医師が少なくて、手間と時間はかかるけれど、納得できるまで検討することで、自分自身の死生観(生き方、死に方)について考える機会となることを話していただきました。

緑川医師には、ご自身が重症のA型肝炎に罹り、生死の淵を彷徨った体験から、終末期の医療に関わるようになられたとのことでした。それまでは、生かす医療(延命治療を含め)に全力を注がれていたそうです。

 「私の死亡記事」(文芸春秋社刊)の、各界の著名人が、ほとんどが苦労しないで死ぬ様子(願望)が紹介されました。しかし、現実は希望どおりにはいかないものです。

 自分が健全な精神状態にある時、自分の将来や死について記しておく日本尊厳死協会の「リビング・ウィル(尊厳死の宣言書) ?文書による生前の意思表示? 」は、以前の文書からカードに変わり、協会・本人・近親者が保管・所持し、年会費は本人3千円、夫婦4千円とのことです。また、意思表示の方法として「ドナーカード ?臓器提供意思表示カード? 」「献体」についても説明いただきました。

 意思表示するにあたって 1.形に拘らず 2.本人自筆であること 3.頭脳明晰なうちに書いておくこと、そしてそれを家族に伝えておくこと、を勧められました。

これを機会に、家族や大切な人を思い悩ませたり、苦しめたりしないように、今のうちに「意思表示」をしておいてはいかがでしょうか?

なお、意思表示については「余命6ヵ月から読む本」のP.105〜124に掲載してますので、ご覧ください


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