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「グリーフボランティアサミット」
■開催日 2005年9月17日(土)
■場所  市民福祉プラザ
■講師  北部九州ホスピスケアの会 森口順二氏
     ぎふホスピス運動を進める会 加藤充啓氏
     あしなが育英会神戸レインボーハウス 伊藤道夫氏
     ファイナルステージを考える会 諫山篤子氏
     同会世話人 八尋洋子氏
 パートナーや家族を亡くし深い悲しみのなかにある人たちのこころの痛みを和らげようとする「グリーフ(悲嘆)ケア」に取り組む、全国各地のボランティア団体による「グリーフボランティアサミット」を開催しました。
 参加したのは、中部、関西、北部吸収、そして福岡市の当会と計4団体で、それぞれの活動報告を通じて、悲しみの中にいる人たちへの支援のあり方を考えました。以下それぞれの団体の活動をまとめました。

◇北部九州ホスピスケアの会 森口順二氏
 設立経過:1997年設立。ボランティア講座や音楽療法研究会を開設し、2003年NPO法人認可。九州北部広域で活動。
 活動内容:グリーフケアに関しては、定例会などや啓蒙活動と、男の料理教室「いきいきクッキング」や傾聴ダイヤルを実施。料理教室は、妻に先立たれた男性を対象に2003年より開催。栄養バランスのとれた健康的な食事作りを独り暮らしの男性たちに知ってもらうのが目的。参加することで仲間も増え、心の健康にも役立っているとのこと。傾聴ダイアルは、通話料なしで、大切な人を失い辛い時間を過ごす方の話し相手を、毎週木曜日15時から17時まで行っています。
◇ぎふホスピス運動をすすめる会 加藤充啓氏
 設立経過:1994年、乳がん患者だった故神山(こうやま)純子さんを中心に設立。学習会、患者会、医療者・患者間の相談検討会など、岐阜市を中心に活動。
 活動内容:グリーフケアに関しては「岐阜生と死を考える会」との共催で、毎月第4日曜日14時から16時30分まで市内の喫茶店で分かち合いの会を催しています。「お馴染さん」や「新人さん」がとりとめのない話をしたり、真剣にほかの方の話を傾聴しあり、語り疲れたらどこかにおいしいものを食べにいく計画をたてたりと、さまざまな人の交流の場として定着しています。
◇あしなが育英会 神戸レインボーハウス 伊藤道夫氏
 設立経過:1995年の阪神淡路大震災による573人の遺児の心の癒しの場として1999年に完成。子供から保護者までの心のケア、子供の閉じられた心を開くために工夫された複数の部屋、サポーターとしてのボランティア養成、遺児学寮など本格的なケア・プログラムを行う施設として運営。
 活動内容:子供たちはこの施設に定期的に通ってきます。親を失った子供たちがためこんでいる心の傷を吐き出すことが、心のケアで1番重要なことであり、ケア・プログラムはこの「吐き出し」をサポートするもの。ボランティアや職員に見守られながら遊んだり、創作活動をしたり、行事に参加したり、思い出話をしたりします。
◇ファイナルステージを考える会 
 「子どもを亡くしたお母さんの会」諫山篤子氏
 活動内容:これから本格的に立ち上げようと準備している会です。今のところ、毎月第1月曜日に集まり、さまざまなイベントを企画・実行して楽しんでいます。バスハイクやメイクアップレッスン、押し花などをしながら、心のうちを語り合います。
 「なごみの会」八尋洋子
 活動内容:毎月最終土曜日(原則的に「ファイナルステージを考える会定例会」同日)10時30分から12時30分まで開催。その時々の悲しかったことやうれしかったこと、これからの暮らしぶりなどを語り合っています。会のメンバーの趣味をいかして、バードウォッチングや絵手紙教室なども。


 サミットの後半は、会場から質問や感想に答える形をとりました。ご発表いただいた方々がみずら語る、大切な人を亡くした悲しみやその後の生き方に感動する場面もありました。また「あしなが育英会レインボーハウス」のケア・プログラムに関心が高く、このケアが遺児だけでなく、深い悲しみにある人すべての人たちの共通する支援につながるのではないかとの印象を受けました。
 当日「サムルノリ」という、打楽器を使い四肢を駆使して踊る韓国舞踊から始まったグリーフサミットは、活動報告を聴いたり、発表者の暖かさに触れたりすることで、心の隅々まで柔らかくなったようでした。
おすすめ紹介
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