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その他報告 レポート
過去に行なわれたファイナルステージを考える会以外の活動の報告です。

アドバンス・ケア・プランニング

■開催日 2020年8月29日(土)
■場所  エルガーラオフィス6階『久留米大学福岡サテライトルーム』
■講師  ・ファイナルステージを考える会会員 渡邉和雄さん
       ・ファイナルステージを考える会世話人
        デイホスピス・なごみの会担当 谷岡ゆみ子さん 
       ・元大分大学医学部看護学科教授 松尾壽子さん    

♪2020年8月の拡大定例会のご報告をいたします。
 2020年度のテーマは、“アドバンス・ケア・プランニング(ACP) ”です。ACPは『自分が大切にしている価値観や望む治療・ケアを、家族や医療関係者と繰り返し話し合って共有しておく』というものです。
 今月は、“患者・家族の立場から”ファイナルステージを考える会会員渡邉和雄さん、ファイナルステージを考える会世話人でデイホスピス・なごみの会担当谷岡ゆみ子さん、元大分大学医学部看護学科教授松尾壽子さんにお話していただきました。

【渡邉和雄さん】87歳、元新聞社勤務
 『2004年に妻を大腸がんで亡くし、罪悪感で自分を責めていた。娘からファイナルステージを考える会を教えてもらい参加するようになった。
 その御縁で、自分自身の大腸がんの手術を2007年に久留米の日病院にて受けた。再度、久留米大学病院で心臓手術も受けることが出来た。
 会に参加するようになって罪悪感も和らいできた。そして思うのは、人生において人とのつながりが大切だということだった。だからこそ、つながりを大事にして生きたいと思っている。
 又、自分が正直に生きることが大事と思う。その上で自分を気付かってくれる周りの人々と平等に話し合える事も大事だと思う。
 自分が大切にしていることは、“今日を生きる”“今を生きる”ことです。』

【谷岡ゆみ子さん】50歳代、看護師
 『夫が60歳の時、大腸癌の手術を受けた。その後、新聞でファイナルステージを考える会のことを知り参加するようになった。夫が72歳の時、突然ペット検査を受けると言い出し、結果肺に陰影がみつかった。清水医師に相談し通院経過観察中だったが、その後手術を受けた。
 現在術後7年経過している。夫は生涯医師を続けたいとのことで、今は老健施設に勤務している。
 3〜4年前に八代の菩提寺(日蓮宗)で夫婦共に戒名をいただいた。又、葬儀のやり方など具体的に「これから」を話し合っている。』

【松尾壽子さん】70歳代、前看護科教授
 『人生の最終段階で、どんな医療を受けたいのかについて考えるのは、自分がどんなふうに生きてきたかを考えることだと思っている。
 あなたは、2回、棺桶に入ったと母に言われた。父が戦死したので、母に育てられた。母から常々、手に仕事を持ちなさいと言われていたので看護職についた。
 母が胃がん手術、12年後に腹痛から胆石症の手術を受けた。しかし痛みがとれなくて、大学病院でも異常がないと言われて、結果的には膵臓がんが判明して、一般病院に転院。その病院では、家族に対するケアがなされていないと感じた。他の人の手を借りて職を続けながら一生懸命母の世話をしているのに、仕事を辞めて付添って下さいと言われたことから。
 自分はポックリ死を希望している。延命治療をしないでくれと名刺の裏に書いて財布の中に入れている。家の冷蔵庫にも同じ文面を貼っている。一人暮しだからこそ、自分の身の処し方を常に考えている。
 60才を過ぎた時から、弟に毎年、遺言状を書いているのものそのひとつ!』

以上、3人のお話を、簡単ですが報告しました。
尚、今回は、初めての方が10人程、参加されました。

 


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