♪5月の定例会の報告をいたします。
今年度は「がんになって見つけた生きがい」をテーマに、がんになってからのつらさや苦しさだけではなく、楽しみや明日への活力を見出したがん患者さんやその家族の話を伺います。
五月は、乳がんの患者さんの満安スミさん、ご家族の鎌田邦子さんにお話をしていただきました。

満安スミさんは、37歳で左乳がん全摘出手術、45歳で肺がんにより右上葉切除、1年半後に再発した右下葉切除術をうけられました。今はC型肝炎の治療中です。
左乳がん摘出後、1年半後には人工乳房と出合い、社会の為人の為にマンマアドバイザーとして活躍され、自分も元気になっているとおっしゃっていました。
最近は、抗癌剤の副作用で脱毛した患者さん達へ、悩みを聴きながらその方に似合ったカツラの貸出仕事もしていらっしゃいます。
更にこれからは、若い時から一度挑戦したいと思っていたタレントになってみようかと思っているとも笑顔でおっしゃいました。いつでも希望をもち、勇気と決断が大事とまとめられました。

鎌田邦子さんのお話は御姉さまの山下由紀子さんの事でした。
45歳で右乳癌術後再発、頚部、胸部皮膚転移、上大静脈症候群の為、永眠されました。9年間の闘病期間がありました。亡くなられる6か月前から清水先生の訪問診療を受けていらっしゃいました。自宅には当会の岩崎さん、山本さんがボランティアに入られました。最後は及川病院での1か月半でした。
入院中、乳がんの皮膚転移のために既成のパジャマが入らないということで、「どこのも売っていない山下さんの為のオーダ―メイドのパジャマ」を岩崎さん、山本さん、中村さん達が考案され3着も差し入れもされました。
鎌田さんは、「姉の強さは母として子ども達の前で元気でいるという意志だと思います。姉が頑張る事は他の人の励みになったと思います。」と静かに当時を思い出しながらお話しになりました。

 お二人から、これからの人生のあり方を考える、どう生きていくのかということを教わりました。