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平成22年度定例会報告
過去に行なわれたファイナルステージを考える会以外の活動の報告です。

グリーフケア”悲しみを 「すこし和らげる」「ちょっと減らす」「瞬間忘れる」” 工夫

第三回「絵手紙をかいてみる」
■開催日 2010年6月12日(土)
■場所  『久留米大学福岡サテライト』ルーム
■講師  教えていただく方 下坂祐子さん

 6月の定例会は、「絵手紙をかいてみる」というテーマで、当会の「なごみの会」メンバーで日本絵手紙協会公認講師の下坂祐子さんに教えていただきました。
 今回は日程が第2土曜日となったためか、参加者の方は11名とやや少なめで残念でした。しかしみんな下坂さんの指導に熱心に耳を傾け、画材(きゅうり、トマト、ナス、真っ赤なパプリカ、レモン、どくだみ、その他にも色んな葉)をじっと見つめ、筆を持って集中して絵手紙をかました。
 下坂さんから初めに、絵手紙をかいて来て良かった事を話して頂きました。
 御主人を亡くされてからどんなに大きな慰めとなったのか、御主人に出すつもりでかき始めた絵手紙。「主人あての絵手紙からかき始めました。心の中にあったことをぶつけました。」「絵手紙を始めてどんなに小さな物も、“美しい・可愛い”と思う心が出てきたんですよ。
 その思いがグリーフにつながっていると思うんです。」と話して下さいました。
絵手紙教室を始めて8年目になるそうです、生徒の中には、夫を介護されている方や家族を亡くされた方がいらっしゃるようです。
絵手紙をかいている時間だけは無になってすべてを忘れられる、その時間を大切に思い通ってこられているようです。
下坂さんはいつも絵手紙教室の時に、一人一人のグリーフを考えて講習をされているんだなと感動しました。


 絵手紙の秘密          絵手紙は絵と書と言葉で
  ・よーく視る           ・一人の人を想いかく手紙です
  ・大きくかく           ・平明で短い言葉でそれを読みやすい字でかく 
  ・ゆっくりと           ・手紙は鼓動のプレゼント
  ・気持ちをこめる       ・感じるままにかきましょう
  ・色ぬりは元気よく     ・上手・下手ではない何かが伝わるはずです
  ・ポストに入れる      ・ヘタでいい、ヘタがいい

 「さあ皆さんかいてみましょう」との言葉で、一人一人の絵手紙が始まりました。
 今回初めて絵手紙をかく方、2回目の参加の方、何度もかいていらっしゃる方など様々でした。皆息を止めて?筆先に集中し誰かを思いながらかいていました。
 一人2〜3枚かく事ができとても充実した時間になりました。
 出来上がった作品を展示して、下坂さんに講評して頂きました。
 どの絵手紙も心温まるものでした。下坂さんの講評がとても優しく温かくまたかいてみようと思ってしまいました。
 講評の後で参加者の皆さんに感想を聞きました。
 「二人の子供に出します。」「無になってかいてみた。」「友人のお見舞いに出します。」「ヘタで良いとのことばに勇気づけられてかいた。」「以前から絵手紙をやってみたかった。かけないと思っていたけどできて良かった」「亡くなった父が植えていた黄色いバラの花を、今度母と一緒にかきたいと思います」(偶然にも下坂さんの御主人は黄色いバラの花が大好きだったそうです。)
皆さんがとても満足しておられる様子がうかがえました。

 
「必ず切手を貼って、ポストに入れてくださいね。」とのことばに皆しっかりとうなずいていました。
この絵手紙に託された思いはきっと伝わってゆく事でしょう。そんなことを思うとなんだか幸せな気持ちになりました。

おすすめ紹介
A5判 284P
(本体1800円+税)
A5判 104P
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