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2009年度定例会報告
過去に行なわれたファイナルステージを考える会以外の活動の報告です。
第六回「もっと知りたいホスピス(緩和ケア病棟)」
社団法人福岡医療団 たたらリハビリテーション病院

■開催日 2009年9月19日(土)
■場所  『久留米大学福岡サテライト』ルーム
■講師  たたらリハビリテーション病院 院長 平田 済先生


  ♪9月の定例会の報告をいたします。
 今月は、福岡市東区の「たたらリハビリテーション病院」院長の平田済先生にご講演いただきました。
まず、病院の理念、基本方針などのお話から始まりました。そのなかで興味深かったのは、緩和ケア病棟は総て個室なのに差額ベッド料なしという、患者にとってはとてもありがたいお話でした。そして豊富な事例の報告をしていただきました。医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどがチーム医療で取り組み、緩和ケア病棟に入院中の患者さんが、リハビリ治療を受けて一時的にせよ回復をして退院されたとのお話が印象的でした。『患者本人と家族の関係で緩和の難しさはあるけれども、笑顔が出てくるような最期が迎えられるような緩和治療を目指している。病院が心がけていることは、患者さんが望む場所でのサポートと、日常生活動作の改善、維持です。特にリハビリ治療の必要性と効果については大切に考えています』と平田先生の指針も聴くことができました。
 次に、毎月盛りだくさんの行事を計画して、患者さんと共に楽しんでいるスタッフの取り組みについてご報告がありました。病棟全体の温かさが伝わってくるようでした。ボランティア活動も盛んで、ウッドデッキでの花作りや、写真撮影、そしてイベント時のお手伝いなど、主役となって活動されているボランティアの方々の素晴らしさはさすがだなと思いました。月一回のセラピードッグの訪問はとても楽しそうです。また、1年に一回遺族会を催しているそうです。
 最後に、皆さんに一言コメントをいただきました。ご主人や奥様、ごきょうだいを亡くされた方々の辛かった看病のお話や、在宅での看取り、緩和ケア病棟でとてもよい看取りができたことなどのお話を聴くことができました。現在闘病中の方からの「緩和ケア病棟を決めたら気持ちが落ち着いてきました。明るく病気と向きあえるようになりました。今後、悩みや苦しみのない最期を迎えたい」との言葉に、緩和ケアが大事なことをあらためて痛感しました。平田先生からは、日々人生の勉強をさせてもらっている。死生観について考えることが増えているとお言葉があり、平田先生の実直で確かな理念が伝わってきたお話でした。


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